作りあげる器。
この空白の食器を、あなたの器で受け入れてください。そして器を通じて、食べることを通じて、自然の「力」のリレーションを完成させてください。
マリアンヌの器シリーズについて
マリアンヌの手作業の跡が再現できるように、ちょうどいい歪(いびつ)さを探しました。普通のまん丸に成形されたお茶碗などと比べてもらうと、すぐにその違いが手のひらと指先から伝わってきます。
縁(ふち)と高台部分にマリアンヌブルーの線を入れただけの最小限の装飾を施しました。
上から見ると、この丸は月のようにも見えますが、この器シリーズは、口をあけた空白を意味していて、食べるものを素直に受け入れて引き立て、あなたのお腹に届けてくれます。
新作
「満月を映す湯呑み(seto)」
マリアンヌの原型の歪(いびつ)な形を再現しました。使っているうちに手に馴染んできます。
約120mlの容量は、お茶一杯、ワイン一杯にも、ちょうどいいサイズ。高さは約6.5cm、直径も約7cm。湯呑みとしてだけでなく、デザートカップにも、蕎麦猪口にも、お酒にも、和で洋でも使えます。
新作
「からっぽの茶碗・M(seto)」
マリアンヌの原型を再現したフォルムと、表面に施された凹凸が、手に心地よくなじみます。容量は約200ml。
ミニ丼や汁物、サラダにちょうどよく、普段使いにぴったりのサイズです。高台があるので、熱い料理を入れても持ちやすく、重ねて収納しやすくなっています。中国の民藝の器から着想を得たデザインです。
マリアンヌの器(うつわ)シリーズ
SET ITEM
食卓の基本となる5点セットに加え、湯呑みのペアセットやお茶碗2個セットもご用意しました。単品でお求めいただくよりもお得ですので、器シリーズをセットでお楽しみください。
PHOTO
瀬戸焼について
マリアンヌのシリーズでおなじみの瀬戸焼(愛知県)の窯元「竹堂園」さんで生産されています。マリアンヌの作品を原型に、独特な歪みを表現してもらいました。
絵付けの作業はすべて手作業でおこなわれており、縁の部分は職人さんの手書きでブルーのラインが施されています。
愛知県瀬戸市を産地とする伝統的な“瀬戸焼”は、古くから人々の生活になじみ、様々な器や陶器に取り入れられてきました。海外にも多く輸出されるようになったことから、”made in Japan”の魅力を世に送り出す代表的な伝統工芸品として広く知られています。素朴な民芸品から高価な難しい染付けまで、多くの技法や柄を取り入れることができるため、どのようなスタイルも咀嚼し、作り手の意向にスッと溶け込むことができる万能な焼き物です。和食器、洋食器問わずそのデザインをどんな形でも呑み込んで親しみやすい焼き物に仕上げます。マリアンヌの日本でのパートナーとなる窯元は大正時代から続く瀬戸焼を代表する窯元のひとつです。