自然がヒントをくれる、3羽のうさぎ。
1976年から79年まで製造されていたSKANSENシリーズのうさぎがベースになって作られた「3羽のうさぎ」は、鳥取県の「モルタルマジック」さんのなんでも固める技術によって、トンカチオリジナルの作品として誕生しました。
こちらは情熱のうさぎ(黒)、海のうさぎ(白)、旅のうさぎ(茶)の3羽セットです。
今回の日本での復刻に際しては、桜島の火山灰(黒)、広島県の牡蠣の貝殻(白)、とっとりの砂(茶)を使い、日本の自然を材料から作品を生み出しました。
※この商品は、粉体を固めるというモルタルマジック独自の技術で作られました。
【デザインについて】
1976年から79年まで製造されていたSKANSENシリーズのうさぎがベースになって作られました。リサの他の動物作品とは異なり、きりっとした佇まいの中に、頑固さとユーモアも感じられるスタイリッシュな造形です。
◉海のうさぎ(白)
通常は廃棄されてしまう広島県の牡蠣の貝殻をリユースして作られています。ザラっとした質感と清潔感のあるグレーがかった白。ところどころにあるキラキラした粒は水滴のようにも見えます。
◉情熱のうさぎ(黒)
鹿児島県の桜島の火山灰をリユースして作られています。自然のパワーの象徴であり、脅威でもある火山から生まれた「情熱のうさぎ」。マットな質感のブラックは、重厚感がありながらも気持ちを静かに鎮めてくれます。
◉旅のうさぎ(茶)
鳥取砂丘エリアの砂をリユースした「とっとりのらくだ」と同じ原料で作られています。砂の向こうにはきっとオアシスがあるから「旅のうさぎ」は旅に出ていく。その後を海と情熱のうさぎが追いかけていく。そんなイメージで作りました。
【製作会社について】
鳥取県にある会社「モルタルマジック」。彼らは地元に貢献できることはないかと考えて、砂を固めてフィギュアをつくる技術を開発しました。また、大量に漂着した軽石や、火山灰という人々が深刻に困っている問題についても、それらの素材を固めてフィギュアにすることに成功。嫌われ者の自然素材を有効活用することによって問題を解決する、トンカチにとっても目が離せない注目の会社です。