火山灰から誕生した、情熱のうさぎ
1976年から79年まで製造されていたSKANSENシリーズのうさぎがベースになって作られた「3羽のうさぎ」。この真っ黒な「情熱のうさぎ」は、鳥取県の「モルタルマジック」さんの火山灰を固める技術によって、トンカチオリジナルの作品として誕生しました。
SKANSENシリーズのうさぎが1979年に製造を終了した後には、現在も製造されている一回りちいさなうさぎの陶器が登場。この「3羽のうさぎ」は今まで作られたどのうさぎの陶器よりも小さな約11㎝のミニサイズです。
火山灰で作られるこの作品は、人と自然の共生を意識したリサ・ラーソンが考えるサスティナブルな考えに基づく、ジャパンメイドの新しい傑作。今回の日本での復刻に際しては、桜島の火山灰(黒)、広島県の牡蠣の貝殻(白)、とっとりの砂(茶)を使い、日本の自然を材料から作品を生み出しました。
※この商品は、桜島の火山灰を使用しています。粉体を固めるというモルタルマジック独自の技術で作られました。
【デザインについて】
1976年から79年まで製造されていたSKANSENシリーズのうさぎがベースになって作られました。リサの他の動物作品とは異なり、きりっとした佇まいの中に、頑固さとユーモアも感じられるスタイリッシュな造形です。鹿児島県の桜島の火山灰をリユースして作られています。自然のパワーの象徴であり、脅威でもある火山から生まれた「情熱のうさぎ」のマットな質感のブラックは、重厚感がありながらも気持ちを静かに鎮めてくれます。
【製作会社について】
鳥取県にある会社「モルタルマジック」。彼らは地元に貢献できることはないかと考えて、砂を固めてフィギュアをつくる技術を開発しました。また、大量に漂着した軽石や、火山灰という人々が深刻に困っている問題についても、それらの素材を固めてフィギュアにすることに成功。嫌われ者の自然素材を有効活用することによって問題を解決する、トンカチにとっても目が離せない注目の会社です。