リサ・ラーソンとWWF(世界自然保護基金)のコラボによる動物陶器フィギュア第3弾、「サイ」。
2020年代に入り、「トラ」や「象のおやこ」の陶器が発売され、2023年には「サイ」が新たに登場しました。リサ・ラーソンとWWFの協働は1970年代から続いており、「絶滅危惧動物」シリーズとして多くの作品が発表されています。
この「サイ」のフィギュアは、2023年4月から11月までスウェーデン・ヴェルナモの芸術・デザイン美術館ヴァンダローラムで開催されるリサ・ラーソン展に合わせて限定販売されたアイテムです。
【リサ・ラーソンとWWF】
20世紀に有名な動物の作品を数多く制作したグスタフスベリ陶磁器工場ですが、中でも高い評価を受けたのが、WWF(世界自然保護基金)のために作られた作品でした。「Utrotningshotade Djur(絶滅危惧種動物)シリーズ」として制作されたWWFの動物13体のうち、最初の12体は北欧の動物群からの絶滅危惧種動物。それぞれの作品は毎年1デザイン発表され、動物たちはストックホルムとヨーテボリのNKデパートでのみ限定販売されたのです。リサがグスタフスベリを辞める前に作った動物は、ヨーロッパバイソン、イヌワシ、ハヤブサ、オオヤマネコ、ハリネズミなど。