干支(えと)の十二支(じゅうにし)シリーズ。2015年にやってきたのは、未(ひつじ)の「fåren(フアレン)」です。
ヤギと違って草だけを食べる真の草食動物である羊は、群れをなして仲良く生活することから、家族の幸せと平和な暮らしを表現しています。サイズは縦6センチ×横7センチ、重さは50グラム。どこにでも置けること、近くに置けることにこだわって、手のひらに乗る小さなサイズで作りました。あなたのすぐ側に置いて、いつでも触れたり、握りしめたりしてみてください。なんとも言えない癒される感覚が手のひらから伝わってくるはずです。
リサ・ラーソンがスウェーデンの自宅のアトリエでデザインし、原形を製作。リサも信頼を寄せる長崎県の波佐見にて生産をおこないました。貼り箱には、リサの描き下ろした未(ひつじ)のイラストが銀で箔押しされています。
前年に「ダーラナの馬」を出したので、来年の干支はもっとPOPな(?)未(ひつじ)なんだから絶対につくりたいと思ってリサにお願いしました。フアレンはスウェーデン語で羊の意味。商品名の「ひつじのフアレン」は「ひつじのひつじ」ってことで意味はないけどかわいいからいい。リサは出来上がったボディにササッと模様を描きました。一瞬で、作品に品のある可愛さが加わる魔法。びっくりしました。
【波佐見焼とは】
波佐見焼は江戸時代から日本人の食卓においてなくてはならない陶器を生産してきました。現在でも国内のシェアは大きく、まさに国民的焼き物として親しまれています。