【商品について】
1965年のわずか1年間しか生産されなかった希少な作品「Liten Katt(リテンキャット)」です。リテンキャットはスウェーデン語で「小さなネコ」という意味。その名の通り、高さ約10cmと、片手に収まるサイズの陶器です。
カラーはイエローとブルーの2色ですが、釉薬のかかり方によって個体差があり、イエローが茶色がかって見えたり、ブルーが深緑のように見えることも。また、製造のタイミングにより、マットな質感と光沢感のある質感、それぞれ異なる仕上がりのリテンキャットが存在しています。
リサ・ラーソンが34歳のときに手がけた作品で、同じ年には、今もなお作り続けられている猫の「ミア」も誕生しました。リサ自身も猫を飼っており、当時の写真には、飼い猫のシャム猫がたびたび写り込んでいます。
リサの熱いコレクターからはもちろん、北欧好き、猫好きからも熱い視線を注がれ、目にする機会が非常に少なくなっている希少な作品です。

【デザインについて】
私たちトンカチの手によって復刻が実現した、美濃焼のソルト&ペッパーの元になった作品。茶色のネコもいますが、こちらは黄色くマットな釉薬がとても美しいネコ。ソルト&ペッパーに始まりその後も数々のアイテムとして生まれ変わっているLiten Katt。復刻の際にリサ自身も強いこだわりを見せたキュートな「しっぽ」にも注目です。

【スタッフからのコメント】

大きな瞳に、ニコッとしているようにも見える口元。さらに、背中に沿うようにくるんと巻いたしっぽがチャームポイント! リテンキャットの愛らしさを引き立てるアクセントになっています。小さな前足をそろえてちょこんと座る姿も印象的で、どの方向から眺めても、愛嬌たっぷりです。