「「食べれるうちは大丈夫」の意味。
この作品は2023年に制作された陶板です。
マリアンヌのアトリエで成形、絵付けされています。
【「食べれるうちは大丈夫」についてマリアンヌが語りました】
人生にはいろいろなことがあるわ。私の友達ですごくいい人がいるの。仕事もできて素晴らしい人なんだけど、いつもパーティーでめちゃくちゃやりすぎて、何もかも台無しにしちゃうの。そんな彼の口癖が「まあ、食べれるうちは、大丈夫さ」だったの。 人生にはいろいろなことがあるわ。どんなに厄介な問題で頭がいっぱいになっていても、とにかく食べる意欲があれば、そして食べて美味しいと思えれば、わたしたちはまだまだやっていけるわ。 子供だってそうよ。どんなに泣いても、どんなに機嫌が悪くても、ちゃんと食べれるなら大丈夫。食べることは、生きること。とにかく、食べれるうちは、大丈夫。
【作家について】
マリアンヌ・ハルバーグ / 陶芸家
1952年、スウェーデン・ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。青春時代に世界を放浪した後、地元ヨーテボリで作陶を開始する。平面が立ち上がったような独特の作風は、前衛性とクールなユーモアが同居する。若いクリエイターの間では憧れの陶芸家として名前が上がる「アーチストに熱愛されるアーチスト」である。