【商品について】
スティグ・リンドベリが1950年に手がけた「Veckla(ヴェックラ)」シリーズ。ストックホルムにあるグスタフスベリ工房で生まれた、造形性の高い作品群です。
このシリーズは、小さな器から大型の壺まで複数のバリエーションで展開されており、いずれも共通して、折れやたわみを思わせる独特のフォルムが特徴です。「Veckla(ヴェックラ)」はスウェーデン語で「折る」「ひだ」といった意味を持ち、その言葉通りの有機的なかたちが表現されています。
素材には炻器が用いられ、表面には「カッラーラ」と呼ばれる、大理石のような風合いのコーティングが施されています。やわらかく光を受け止めるマットな質感が、立体的な陰影をより際立たせます。器でありながら、どこか彫刻のような存在感。機能と造形のあいだを行き来する、リンドベリならではのアプローチが感じられるシリーズです。
直径約27cmのボウルは、日常の中でも取り入れやすいサイズ感。花を活けて花器のように使ったり、料理や果物を盛る器として使ったりと、用途を限定せずに楽しめます。
【Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)について】
1916年、スウェーデン北部の都市ウメオ生まれ。20世紀におけるスウェーデンを代表する陶芸家です。スウエーデン国立ストックホルム美術工芸デザイン大学で絵画を学び、スウェーデンの陶磁器メーカー、グスタフスベリに1937年に入社。今でもグスタフスベリを代表するデザイナーです。若きリサ・ラーソンの才能を見抜いた、彼女の師とも呼べる存在です。1982年没。