穏やかなオークのニュアンスが広がる、フルボディの白ワイン
スウェーデン南部、スコーネ地方のワイナリー「Kullabergs Vingård(クラベリス・ヴィンゴード)」。サステイナブルな製法を常に進化させ、挑戦し続ける彼らは、ある意味アーチストそのもの。
【ワインについて】
「Kullabergs Vingård(クラベリス・ヴィンゴード)」のシグネチャーワインとも言える「Askesäng(アスケサング)」。ソーヴィニエ・グリとソラリスを使用したこのフルボディ白ワインは、生育が厳しいシーズンにもかかわらず、適切に管理されて育てられたブドウから作られました。バリック(オーク製の小樽)とスティールタンクで発酵後、部分的にマロラクティック発酵(ワインの醸造工程における乳酸菌による発酵の一種)を行い、多層的な味わいに仕上げました。穏やかなオークのニュアンスと豊かな香りを楽しめるこのワインは、「Kullabergs Vingård(クラベリス・ヴィンゴード)」の特徴的なスタイルを色濃く反映しています。

複雑でありながら優雅で繊細です。プラム、洋ナシ、パイナップル、甘草のアロマが広がり、優しいスパイスの風味が感じられます。オーク由来の穏やかなニュアンスとフルボディのリッチな味わいが絶妙に調和し、長い余韻を楽しめます。バランスの取れた風味が、飲み手を深く引き込む一本です。
◉ペアリング料理
深みのあるフルボディとリッチな味わいから、さまざまな料理と相性が良いです。特に、魚のグリル、鶏肉料理、アジア料理、スモーガスボード(スカンジナヴィア料理)などにぴったりです。飲み頃温度は12~14℃で、ゆったりと食事を楽しむ特別な日に最適なワインです。
【Kullabergs Vingårdについて】
2014年創業。スウェーデンの中でも、ブドウの生産に適したスコーネ北西部で約180,000平方メートルある広大な土地をブドウ農園として構える「クラベリス・ヴィンゴード」。今後はさらに260,000平方メートルまで拡張予定。主に使用するブドウ品種は、ソラリス、スヴィニエ・グリ、ムスカリス、ドナウリースリング、ピノ・ノヴァ、カバレ・ノワール などのPIWI種。必要最低限の科学物質だけを用いたサステイナブルな農法で栽培しワインを製造しています。