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リサ・ラーソン(陶芸家)
1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ) に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。 1980年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。2022年、スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与された。
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陶器作品
陶芸はリサ・ラーソンのライフワーク。
黄金期のグスタフスベリに在籍した経験から量産を前提とした作品を作ることができる。一方、まったく自由な発想で完全な1点物作品(ユニークピース)も多く制作する。コマーシャルと非コマーシャルを自由に行き交うように見えるが、本人には全くその区別も差別もない。この2面性が彼女を特別な作家にしている。
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キャラクター
日本で出版した初の絵本「BABY NUMBER BOOK」から生まれた「マイキー」は、陶芸作家としてのリサ・ラーソンが新たな領域に進出する契機となった。陶芸作家としてのリサとキャラクター作家としてのリサ、量産作品と非量産作品、静かな生活と旺盛な創作活動、彼女の多様性はここでも発揮されている。2Dのデザインにおいては娘のヨハンナとのコラボレーションが多く、2つの世代の感覚が混じり合い、日本とスウェーデンが混じり合う。