2022年4月20日、マイキーが14歳になった。誰にとっても14歳は特別な歳だ。14歳の時に全てが一度終わり、全ての予兆がここから始まる。14歳には幼年の無邪気さも残っているが、少年の残酷さも、青年の鬱屈も、壮年の焦りも、老年の狡猾さも、全てがデパートみたいに揃っている。近くのみんなに14歳の頃について聞いてみた。
※イラストは14歳のマイキーをイメージしました(ちょっと幼なすぎとの声も?)
私が14歳だった頃、、洋楽ロックに夢中になっていた。女の子のことも気になっていたけど、気になってないそぶりをしていた。遠くにあるものをいつも夢見ていて、今の私に繋がる全てが形成されはじめていた。本は読まなかった。ほとんど全てを音楽と「いたずら」を通して知った。退屈だなんておもう日はなかったけれど、はやく都会に行きたかった。(HO)
私が14歳だった頃、、私はふわふわだった。だいたいぼーっとしていて、授業を受けて部活を頑張って家に帰る、というサイクルをくりかえしていた。こうだったらいいのにな、とか、こうなのかもしれないな、とかふわふわとりとめのないことを考えて過ごしていた。(YH)
私が14歳だった頃、授業のノートに、先生の板書以外のこともびっしり書いているような子供でした。豆知識とか雑談とか、誰が何を言って面白かったとか。理科の先生が、ノート提出の時に隅々まで見てくれて、嬉しかったことを覚えています。部活は手芸部でした。週に1回か2回、集まって何か作りながらおしゃべりしていました。(KM)
私が14歳だった頃、色々もんもんと考えていたような、、学校が嫌いだったし、大人みたいなものも嫌いだったし、色々な事に漠然と不安と不信があったような。(YK)
私が14歳だった頃、私は、不良が憧れだった。チェッカーズや、尾崎豊、ブルーハーツとかホットロードという漫画も流行り、かっこいいと思ってました。(MK)
私が14歳だった頃、私は体型の変化がわずらわしくてすごくもやもやしていた。足が腫れぼったくなる気がして嫌だったとき、「エコール」という映画をたまたま観てちょうど私のもやもやと共通点があるような気がして、気持ちが落ち着いたのを覚えています。小学生くらいの年代の女の子たちの話だったんですが、、(AI)
私が14歳だった頃、私はソフトボール少女だった。真っ黒に日焼けして、毎日日が暮れるまで白球を追いかけていた。生徒会とか勉強とか部活とか交換日記とか恋とかなんでも真面目に一生懸命やっていて、あんまり先のことは考えず今を生きることに必死で、学校生活というものを満喫している少女だった。それは今でも変わらないかもしれない。(HW)
私が14歳だった頃、毎日同じ生活を繰り返していました。唯一違うのは、週末になると美術学校に通い、絵の勉強をして、そこでたくさんの良い友達に出会えたことです。将来も絵を続けって描きたいっていう考えはあの頃もあったかな?(YS)
私が14歳だった頃、、15分で歩ける通学路を2時間以上かけて帰っていた。小学校でバスケをしたり、田んぼで生き物を観察したり、村田の家に寄ったり。今となっては、なんでそんなに時間が掛かったのかはわからないけど、漠然と、いつまでもこんな日々が続けばいいなぁーと思っていたような気がする。(YA)
私が14歳だった頃、とても厳しい私立の中学校だったから、体罰をされないように一生懸命勉強してた。(HY)
私が14歳だった頃、私はうざいことばっかりしてました。人に迷惑をかけていました。まだちょっとかけてます。(KN)
私が14歳だった頃、私は美術部でした。デザイン系工業高校の受験のためにデッサンの実技が必要だったのになぜか気持ちが全然入らなくて受験やめたいなーと思っていて美術室の窓から陸上部の練習を眺めているばっかりでした。(LT)
私が14歳だった頃、部活を離脱して、なんちゃってマネージャーになり、同じなんちゃってマネージャーの友達の家に入り浸り、毎日ぐだぐだしてました。色々と友達や周りに音楽を教わり、不良とまでは全然行かないダサい感じでした。(ST)
私が14歳だった頃、中2で転校生が来て、その子と仲良くなりお家に遊びに行きました。新しい家に新しい家具、お姫様のような彼女の部屋に心底羨ましいと思った思い出があります。なぜなら私は三姉妹の真ん中でお下がりが多く祖父が建てた古い家に住んでいたから。女子の憧れをぎゅっと詰め込んだ彼女の部屋は今でも覚えています。(SK)
私が14歳だった頃、美術部でした。夏休みになると合宿で、山やお城や古い街並みのある場所に行って、みんなで油絵を描いていました。上下関係もゆるっとしたのんびりした部活でしたが、あの頃にしか出来ないことだったなーと思います。(AI)