「はこぶかびん」は
何を運ぶ?

マリアンヌ・ハルバーグと瀬戸焼のコラボレーション最新作「はこぶかびん」。バッグの形をしたこの花瓶は「旅」と「贈り物」がイメージされています。「はこぶかびん」に一輪花をさせば、私はいつでも飛んで行きますよ、という声が聞こえてくる、そんな妄想と不思議の花瓶です。

「はこぶかびん」で、花が動く、旅が動く、自由が動いて、こころが動く。楽しいことやきれいなことは、世界中を駆け巡るべきよ、というマリアンヌの声が、聞こえてきます。

瀬戸焼について

愛知県瀬戸市を産地とする伝統的な“瀬戸焼”は、古くから人々の生活になじみ、様々な器や陶器に取り入れられてきました。海外にも多く輸出されるようになったことから、”made in Japan”の魅力を世に送り出す代表的な伝統工芸品として広く知られています。素朴な民芸品から高価な難しい染付けまで、多くの技法や柄を取り入れることができるため、どのようなスタイルも咀嚼し、作り手の意向にスッと溶け込むことができる万能な焼き物です。和食器、洋食器問わずそのデザインをどんな形でも呑み込んで親しみやすい焼き物に仕上げます。マリアンヌの日本でのパートナーとなる窯元は大正時代から続く瀬戸焼を代表する窯元のひとつです。

はこぶかびん

マリアンヌお得意の立体的平面テイストによる陶板をベースに生まれた「はこぶかびん」。マリアンヌの原型の良さを極力残しながら、熟練の職人さんと共に幾度となく細かな調整を重ねて完成しました。使い道を「花瓶」と限定せず、そこに置くだけでたちまちマリアンヌの不思議の世界が香ってくる、そんなイメージで楽しんでみてください。専用の箔押しパッケージ入り。不思議の香りがわかるあの人へ、こんな贈り物はいかがでしょう。

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「はこぶかびん」ができるまで

マリアンヌの瀬戸焼シリーズは、マリアンヌの監修のもと、大正時代から続く愛知県瀬戸市の窯元が手掛けています。彼女の特徴的な作風である手作りによる「ゆらぎ」と、そこから生まれる独特の「オーガニック感」、そして「どこまでも続く自由の空気」の再現を目指して、試行錯誤を繰り返しました。

 

【製作者インタビューより】

バッグの取っ手部分は非常に繊細な造りのため、成型時に歪みが発生しやすく型の改良を重ねました。また、くり抜き部分は手作業でおこなうため高度な技術が必要となり、熟練の職人でも幾度となく練習を重ねました。釉薬(ゆうやく)を塗る工程も難しく、試行錯誤の末、専用の道具を製作し、複雑な形状にムラなく仕上げることに成功しました。

 

setoシリーズ

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Marianne hallberg