にっぽんのリサ猫
十番、萩の夏時雨(なつしぐれ)
全国を旅する「にっぽんのリサ猫」プロジェクト。
第七弾の舞台は、山口県萩市です。
日本を代表する焼き物・萩焼の地で、十番の猫「夏時雨(なつしぐれ)」が生まれました。
萩焼でのリサ猫は、七番の猫「 萩の小雪 」以来の2回目。
絵や模様による装飾ではなく、土と釉薬、そして焼成によって表情を作る萩焼。
小雪とはまた違った、新しい猫が生まれました。
萩焼は、色釉を多く使ったり、絵付けや模様を施したりすることが比較的少ない焼き物です。だからこそ、釉薬のかかり方や窯の中での焼き上がりによって、一点一点に豊かな個性が生まれます。
「夏時雨(なつしぐれ)」は、窯元が独自に調合した釉薬を重ねることで、やさしいミントカラーを表現しました。窯の温度や火の入り方によって釉薬の流れ方も変わるため、同じ色でありながら、それぞれに異なる表情に仕上がっています。
釉薬が窯の中で重なり合うことで新たな色合いが生まれ、夏の強い日差しのなかに一瞬だけ訪れる、静かで涼しい通り雨のような、みずみずしい質感になりました。
今回は、職人が回転台を回しながら丁寧に施す「吹き付け」の技法を用いています。
吹き付けられた釉薬が窯の中で自然に流れることで、光を含んだような緑から、雨上がりの空気を思わせる淡い緑まで、一匹ずつ異なる濃淡が生まれます。
その絶妙な濃淡やお腹まわりに残る素地の温かみ、そしてじっくり見ると現れる細かなひび模様(貫入:かんにゅう)。夏の通り雨のように様々な表情を見せる今回の猫たちは、これまでの「にっぽんのリサ猫」シリーズと比べても、特に一匹ずつの色の個体差が豊かに現れるのが大きな魅力です。
どんな色合いの子が届くか、萩焼ならではの出会いとして楽しみにお待ちください。
正面から、後ろ姿から、角度を変えて眺めるたびに、違う表情を見せてくれるリサ猫。
ひとつとして同じものがない、手仕事と窯の中の偶然が織りなした、世界にひとつだけの佇まいです。
萩焼
萩焼は、山口県萩市で育まれてきた、日本を代表する焼き物のひとつです。
やわらかな土の質感と、使い込むほどに表情が変化していくことから、「萩の七化け」とも呼ばれてきました。
完成された美しさよりも、時間とともに変わっていく姿を受け入れること。
今回の「にっぽんのリサ猫(七番、萩)小雪」も、そんな萩焼の思想を大切にしながら制作されています。

専用箱入り
専用の化粧箱にいれてお届けします。
リサが描いた野良猫を箔押ししました。
リサは日本の陶芸が、大、大、大、大好きだったー!
リサは日本の陶芸が、大、大、大、大が いくつあっても足りないくらい大好きだった。だから、リサの作品を日本全国の窯元で作ってみたい、というアイデアは、彼女と仕事をするようになった最初期からあったのです。最初は、会話の最後にお決まりのように出てくる夢物語として。やがて時が流れて、それは夢ではない、絶対に実現したいプランとして。