【商品について】
スウェーデンの画家、グンナル・ラーソンのリトグラフ作品「スコーネの風景」です。絵画や彫刻、プロダクツデザインに至るまで、様々なジャンルで才能を発揮したグンナルのプライベートなライフワークとも言える作品です。妻であるリサ・ラーソンと共に夏を過ごすスコーネの美しい風景に魅了されたグンナルは、「スコーネの風景」を描きつづけてきました。
●リトグラフとは
ギリシャ語の「lithos=石」が語源。平らな石や金属等の上に描画し、水と油の反発を利用して印刷する版画のこと。
●スコーネの思い出
※グンナルとリサと長男、マティアスにスコーネの思い出を聞きました。
私が9歳の頃、父（グンナル・ラーソン）と絵の具を持って出かけて、一緒にスコーネの風景を描きました。それが、私の人生で最初のアートレッスンでした。彼はしばしば、開かれた風景が、どれだけ大きな空を見せてくれるか、そしてそれが、光と闇のコントラストを、どれだけ美しくするのかを熱心に話してくれました。空と季節が風景を変えるのです。明るい空が大きくあるなら、木々は暗く描きます。でも夏になると、もっと暗い雲が大きく現れるから、木々はさらに暗くなります。そういったことを私はスコーネの日々で知りました。
【著者】
グンナル・ラーソン / Gunnar Larson（1925-2020）
画家・彫刻家・デザイナー
1950年、ストックホルムとヨーテボリで絵画を学び、エンドレ・ネメスに師事する。その後ヨーテボリで出会ったリサと結婚。1954年にはスティグリンドベリからスカウトされたリサと共に、グスタフスベリ社で働く。1959年にストックホルムで最初の個展を開催して以降、全国のさまざまなアートギャラリーで多くの個展を開催。彫刻家としても公共施設で展示される作品を数多く手掛けた。各種芸術団体の理事、美術のキュレーション、アートコンサルタントとしても活動し、2015年〜16年にかけて行われたヴァームランドの美術館での個展が生前最後のものとなる。常にリサ・ラーソンの最大のメンターであった。
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