とっとりのアザラシ

【商品について】
牡蠣の貝殻から誕生した、アザラシ
つるっとした質感で愛嬌のある表情が魅力の「アザラシ ミニ」が、鳥取県の「モルタルマジック」さんの粉末状にしたカキの貝殻を固める技術で、ジャパンメイドの作品に生まれ変わりました。
1977〜83年に作られたスウェーデンの「SKANSEN（スカンセン）」という動物園シリーズの復刻版の1つとして登場した「アザラシ」。「SKANSEN」は、ストックホルムの島に1891年に設立された野外博物館で、その中にある動物園に住んでいる動物達をモチーフに作られています。
リサ・ラーソンが考えるサスティナブルの考えを引き継ぐ、「TOTTORINO（とっとりの）」シリーズ。通常は廃棄されてしまう「広島の牡蠣の貝殻」をリユースして作られるこの作品は、自然環境と人、そして未来にやさしい。リサ本人も、興味深いプロジェクトとして賛同しています。

※この商品は、原材料に広島県の牡蠣の貝殻を粉砕したものを使用しています。粉体を固めるというモルタルマジック独自の技術で作られました。

【デザインについて】
ベースとなった「アザラシ」の素朴で愛らしい表情はそのままに、マットな質感がナチュラルな印象の作品です。貝殻を細かく砕いて作られているのに、その触った感触はさらっとなめらか。牡蠣をリユースしたことを全く感じさせない、その佇まいはまるで陶器のようにも感じられます。リサの名作が、現代の技術とのコラボレーションによって、新しい作品として完成しました。オリジナルと並べると、その質感の違いをお楽しみいただけます。

【スタッフから】
牡蠣の殻で作られた「とっとりの白い犬」に続くこのアザラシは、なんといってもこの手におさまるサイズ感とずーっと手に持って触れていたくなるその質感が魅力。この表情と触り心地は、癒し効果抜群です。
広島県の牡蠣の貝殻を使っていますが、鳥取県で生産されているので「とっとりの」と名付けられています。リサと鳥取、スウェーデンと日本をつなげる架け橋的な存在になってくれたら、と願っています。

【製作会社について】
鳥取県にある会社「モルタルマジック」。彼らは地元に貢献できることはないかと考えて、砂を固めてフィギュアをつくる技術を開発しました。また、大量に漂着した軽石や、火山灰という人々が深刻に困っている問題についても、それらの素材を固めてフィギュアにすることに成功。嫌われ者の自然素材を有効活用することによって問題を解決する、トンカチにとっても目が離せない注目の会社です。