【商品について】
マリアンヌ・ハルバーグが原型を制作し日本の瀬戸焼でリプロダクトしたsetoシリーズ。最新作(2022年9月発売)の徳利とお猪口のセットです。大正時代から続く愛知県瀬戸の窯元だからこそ出来るマリアンヌのコラボレーションです。日本酒はもちろん、ワインもよし。ジュースや水だってよし。一輪の花を挿すもよし。「お酒にもっとユーモアを」が隠れたテーマです。作者のイラストと題字が入った特別なボックスでお届けします。
特集「大いに、笑え マリアンヌの おさけの道具。」はこちら
【デザインについて】
マリアンヌの代名詞であるチェック柄は、若い頃に憧れたフランスの女優ブリジット・バルドーの影響。お猪口は細かいチェックと大きなチェックの2種類です。縁にはひとつひとつ手書きでマリアンヌブルーのラインを入れています。裏面にはマリアンヌの名前とmede in Japan の刻印入りです。
【スタッフからのコメント】
薄くて繊細なマリアンヌの原型の雰囲気を極力壊さずに、日常的に使いやすい堅牢性、さらに人生が楽しくなるユーモアを備えた酒器を目指しました。マリアンヌの製品は手描きの特徴的なブルーの線のにじみや揺れ、かすれをどう表現するかが常に難しいところ。何度も何度も試行錯誤を繰り返して、やっと完成しました。大いに、笑って、美味しいお酒を飲んでくれたら嬉しいです。
【作家について】 マリアンヌ・ハルバーグ / 陶芸家
1952年、スウェーデン・ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。
青春時代に世界を放浪した後、地元ヨーテボリで作陶を開始する。平面が立ち上がったような独特の作風は、前衛性とクールなユーモアが同居する。若いクリエイターの間では憧れの陶芸家として名前が上がる「アーチストに熱愛されるアーチスト」である。
2022年4月、トンカチのギャラリーのこぎりにて、日本初となる個展『マリアンヌはだれ?』を開催した。
【瀬戸焼について】
愛知県瀬戸市を産地とする伝統的な“瀬戸焼”は、古くから人々の生活になじみ、様々な器や陶器に取り入れられてきました。海外にも多く輸出されるようになったことから、”made in Japan”の魅力を世に送り出す代表的な伝統工芸品として広く知られています。素朴な民芸品から高価な難しい染付けまで、多くの技法や柄を取り入れることができるため、どのようなスタイルも咀嚼し、作り手の意向にスッと溶け込むことができる万能な焼き物です。和食器、洋食器問わずそのデザインをどんな形でも呑み込んで親しみやすい焼き物に仕上げます。マリアンヌの日本でのパートナーとなる窯元は大正時代から続く瀬戸焼を代表する窯元のひとつです。