【商品について】
マリアンヌ・ハルバーグの作品の中でも不動の人気を誇る「香水瓶のかびん」が、嬉野肥前吉田焼でリニューアルしました。瀬戸焼の窯元でも生産していましたが、今回はマリアンヌのオリジナル作品をベースに、素材に合わせて細部を再構築。これまでのものより重さは軽く(150g→90g)、サイズも一回り(約1cmずつ)小さく、よりマリアンヌのオリジナル作品に近い、繊細な佇まいへと進化しました。
【デザインについて】
今回のリニューアルで半磁器から「磁器」へと素材が変わったことで、作品の白さが際立つようになりました。
制作過程で最も苦労したのは、サイズを小さくしたことによる「安定感」の確保です。倒れにくい絶妙なバランスを保つため、微調整を繰り返しました。また、正面の繊細な転写デザインと、側面に施された手書き風のラインが違和感なくつながるよう、ひとつひとつ職人さんが丁寧に仕上げています。瀬戸焼の香水瓶のかびんよりも口径が小さくなったことで、「一輪挿しのための理想のかびん」になりました。

【スタッフからのコメント】
瀬戸焼の花瓶も愛用していますが、嬉野肥前吉田焼の花瓶もまた新鮮に楽しめます。
瀬戸焼モデルはお花を数本まとめて生けることができましたが、今回のリニューアル版は口がキュッと小さくなったことで、まさに「薔薇一本」を飾るのに最高のサイズ感になりました。お花が倒れすぎずに立ってくれるので、テクニックいらずで絵になります。
真っ白な磁器にマリアンヌ・ブルーのラインが映えるので、どんな色の花とも相性が良いのも嬉しいポイント。朝、庭で摘んだ一輪の花や、お花屋さんで見つけた一目惚れの一本を、特別な存在に変えてくれる魔法のような花瓶です。
どちらの香水瓶のかびんも私の大切なコレクションになっています。
【今度のマリアンヌは何が違う?】
マリアンヌの日本制作シリーズの元祖である「瀬戸焼」と今回の「肥前吉田焼」では、素材そのものが違います。瀬戸焼では磁器と磁器の中間にあたる半磁器を用いています。そのことで、柔らかさのある質感や、釉薬の表情、手仕事の揺らぎが表れて、厚みや焼きの個体差が出やすいことで、ひとつひとつに仕上がりに微妙な違いが生まれます。一方、嬉野肥前吉田焼は磁器の産地です。磁器は、陶石を主原料にしてしっかりと高温で焼き上げるため、生地がきゅっと締まった状態になります。そのため、白さや形が安定しやすい素材です。輪郭が明確で、手触りや口当たりもなめらかに仕上がります。
同じ形をもとにしていても、厚みの出方やサイズ感、全体の印象には、それぞれ違った特徴が現れます。
・ひとつひとつ職人の手で仕上げているため、釉薬のかかり方や滲み、色の濃淡には個体差があります。
