愛は、ふかしぎ。
~マリアンヌのユーモアとイリュージョン~
マリアンヌ・ハルバーグ×瀬戸焼の最新作。春になると花瓶を作りたくなるというマリアンヌ・ハルバーグの待ちに待った新作です。花瓶が台にのっているように見えますが、よ~く見ると花瓶は平たいプレートの上に載ってるだけ。台にのっているようでのっていないけど、のっていないわけでもないという、マリアンヌらしい愛とユーモアのレトリック。だまされるのは、悪い気がしません。
セットでお得に!
期間限定の特別セット商品もございます。
なくなり次第終了いたしますので、お早めにお求めください。
台にのったようなかびんのペアセット
¥26,400(税込)
新作の「台にのったようなかびん」の2個セット。
双子のように並べたり、台座と別々に使ったり、楽しみかたはいろいろです。
期間限定で、チェックのてぬぐいを1枚プレゼントいたします。
FLOWER POWERの全部セット
¥49,500(税込)
setoシリーズのFPラインをコンプリートできるセットです。
通常価格より3000円お得にお求めいただけます。
5つの花瓶は並べて飾っても、バラバラで飾っても、お友達とわけっこしても…!
FP4,5の花瓶の台座を他の花瓶に使ったり、さまざまにアレンジを楽しんでください。
こんな風にも使えます。
楽しみ方のヒント。
1.ほかの花瓶も、だまし絵にしてみる。
台座には、マリアンヌの他の作品をのせても楽しんでいただけます。
あなたのお家にあるものも、台の上にのせてみてください。
2. 別々につかってみる。
台と花瓶は別々に使用することもできます。
プレート部分をお皿代わりにして、食卓に添えるお花を花瓶に入れたり、パレットと筆洗いのように使うこともできますよ。
STORY
花瓶について、マリアンヌより
毎年春になると、花瓶をつくりたくなるの。4月にはチューリップが咲くけど、チューリップが嫌いな人なんていないでしょ。チューリップのための花瓶をスケッチをしていたときに、この形が出来たの。展示台の上に飾られている花瓶をイメージしたらこうなったわ。私は、立体の台より平面の台のほうがずっと実用的だって思うのよ。そうでしょ。
マリアンヌとかびん
マリアンヌは、花屋の娘さんだったから、お花が大好き。彼女が花瓶をつくるのは、ごくごく自然な行動らしい。花ほどの美しさは世界にないから、それがマリアンヌの信条。花瓶は花を挿すことで完成する、そこも彼女が気に入ってるポイントらしい。
フラワーパワーについて
花瓶についている「FP」は「Flower Power」のこと。
ベトナム戦争を背景とした、1960年代から1970年代にかけての平和運動やカウンターカルチャーを象徴する言葉。『武器ではなく、花を』というスローガンをかかげ、暴力や戦争に対する平和的な抵抗、愛、そして非暴力の象徴であった。花は、つまり美は、弱くなんかない。それは強さの象徴である。という彼女の主張が込められている。
反ベトナム戦争のデモで銃剣にお花を挿している写真があったの。バイオレンスなパワーに反対して、柔らかな平和なパワーで対向しようとしたヒッピー的な思想ね。ラブ&ピースの時代のスローガンは、今も決して古びていないと思うの。私は今もそれを信じているし、今の時代にとっても重要だと思っているわ。
ーマリアンヌより「FLOWER POWER」について
瀬戸焼について
マリアンヌのシリーズでおなじみの瀬戸焼(愛知県)の窯元「竹堂園」さんで生産されています。マリアンヌの作品を原型に、独特な歪みを表現してもらいました。
今回の制作では、チェックの絵柄を合わせる部分に少し苦戦しました。転写シートと呼ばれる絵付けのためのシートを貼る作業はすべて手作業なので、円柱型にチェックの模様をずれなく貼り付ける高い技術が求められました。
愛知県瀬戸市を産地とする伝統的な“瀬戸焼”は、古くから人々の生活になじみ、様々な器や陶器に取り入れられてきました。海外にも多く輸出されるようになったことから、”made in Japan”の魅力を世に送り出す代表的な伝統工芸品として広く知られています。素朴な民芸品から高価な難しい染付けまで、多くの技法や柄を取り入れることができるため、どのようなスタイルも咀嚼し、作り手の意向にスッと溶け込むことができる万能な焼き物です。和食器、洋食器問わずそのデザインをどんな形でも呑み込んで親しみやすい焼き物に仕上げます。マリアンヌの日本でのパートナーとなる窯元は大正時代から続く瀬戸焼を代表する窯元のひとつです。