【商品について】
マリアンヌ・ハルバーグ×瀬戸焼の花瓶とプレートのセットです。春になると花瓶を作りたくなるというマリアンヌ。花瓶が台にのっているように見えますが、よ~く見ると花瓶は平たいプレートの上に載ってるだけ。台にのっているようでのっていないけど、のっていないわけでもないという、マリアンヌらしい愛とユーモアのレトリック。だまされるのは、悪い気がしません。
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【FP フラワーパワー】
花瓶についている「FP」は「Flower Power」のこと。 ベトナム戦争を背景とした、1960年代から1970年代にかけての平和運動やカウンターカルチャーを象徴する言葉です。『武器ではなく、花を』というスローガンをかかげ、暴力や戦争に対する平和的な抵抗、愛、そして非暴力の象徴として花を用いました。 「マリアンヌ・ワード」の中では、花は弱くなんかない。花は強さの象徴である。という彼女の主張が込められています。
反ベトナム戦争のデモで銃剣にお花を挿している写真があったの。バイオレンスなパワーに反対して、柔らかな平和なパワーで対向しようとしたヒッピー的な思想ね。ラブ&ピースの時代のスローガンは、今も決して古びていないと思うの。私は今もそれを信じているし、今の時代にとっても重要だと思っているわ。
ーマリアンヌより「FLOWER POWER」について
【デザインについて】
花柄とチェックのどちらもマリアンヌの代表的なパターンです。マリアンヌの手書きのデザインをそのまま使用しています。 台座には、マリアンヌの他の作品をのせても楽しんでいただけます。
【マリアンヌの瀬戸焼コラボについて】
彼女のオリジナル作品(マリアンヌ自身が全ての工程を仕上げている、いわゆる彼女の「そのまま」が宿った作品)は、手描きの線のにじみやゆれ、そして少しゆがんだ成型と薄さが魅力。ただ、手作りゆえ一度に多くを作ることができず、みなさまに広くお届けすることができなかったのも事実でした。そこで、トンカチとマリアンヌがオリジナルのよさを極力残したうえでの量産化を模索し、出会ったのが、大正時代から続く愛知県瀬戸焼の窯元だったのです。
マリアンヌ本人の監修のもと、彼女のオリジナルの良さを極力残しながらもお求めやすい価格と耐久性を提供できるよう、日本の瀬戸焼工房と共に製造工程をゼロから見直して完成しました。マリアンヌは瀬戸焼の窯元を信頼していて、新作を見るたびに、「何も言うことがないくらい完璧。」と大絶賛。縁の部分は職人さんの手書きでブルーのラインが施され、プリント部分もひとつひとつシートを手作業で貼っています。もはや量産品とは言えない、手間と時間と愛が込められたプロダクトです。
【企画者より】
setoシリーズの中では一番大きな花瓶になりました。花瓶の口の部分が広いので、花束をそのまま飾ることもできます。お花を飾るのは少し難しそうに見えますが、背の高い花を一輪挿しで飾っても素敵になります。マリアンヌの花瓶は、どのように入れても素敵にみえるので、気負いなくチャレンジできます。