光る土と、絵の手触り。
フランスから最先端のクラシカルな花瓶
フランス・ブルゴーニュを拠点にするINI CERAMIQUE(イニ・セラミック)は、韓国出身の女性アーチストInhee Ma(インニ・マ)が主催する陶磁器工房です。
彼女は、そうすることが当然のごとく、モノづくりの原点に立ち戻って考え、自身の生き方と作品がシームレスに繋がるように、時間をかけて全ての工程をハンドメイドで作り上げています。
その作風はクラシカルで未来的、個人的なのに調和的で、東洋的なミニマリズムと静物画的なサイレンスが絶妙に混じり合います。
彼女の花瓶は、内面のみに釉薬がかけられ表面はざらざらとした土の質感を残しており、そこに自由な筆使いで絵が描かれています。それは「絵画としての花瓶」という無邪気な楽しさと、私は手仕事を捧げて自然を補完するのだ、という謙虚な決意の同居であり、作品に他にはない優しさと規律を与えています。
INI CERAMIQUE
INI CERAMIQUE(イニ・セラミック)は、フランス・ブルゴーニュ地方を拠点とするハンドメイドの陶磁器工房である。主催のInhee Ma(インニ・マ)は韓国出身。18歳で渡仏し、モンペリエの高等美術学校を卒業後、現代アート、デザイン、工芸を組み合わせた複合的な活動を展開している。ミニマリズムの美学に基づいたコレクションは、クラフトマンシップに裏打ちされた、アートと自然との対話を生み出し、日用品の機能的側面と美的インスピレーションをシームレスに統合している。
陶器と磁器を掛け合わせたようなストーンウェアを高温で焼成し、花瓶やティーポットなどを手作りしている。外面は素材本来の原始的なざらざらした質感を残し、内面は光沢のある透明な釉薬でコーティングを施す。内と外との強調されたコントラストが現代的「野性」を創り出している。そのモノづくりの発想から生き方までが持続可能性の上に存在する新時代の工房である。
INI CERAMIQUE Products
LINE UP
トンカチ別注サイズ
トンカチが日本での取り扱いを始めるにあたり、日本向けに特別にオーダーした少し小さなサイズの花瓶です。レギュラーサイズは主役を演じるような存在感のある大きさですが、この「トンカチ別注サイズ」は謙虚に花々を引き立てるような置き場所を選ばないサイズで、日本の住環境にマッチします。レギュラーサイズの花瓶と組み合わせたり、小さなサイズを複数並べてみたり、楽しみ方が広がります。
レギュラーサイズ
Inhee Ma
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