にっぽんのハリネズミ。
「にっぽんのハリネズミ。」は、リサ・ラーソンのヴィンテージ作品を原型として日本で復刻された4つ目のオリジナル作品です。これまで、スティム(皿・有田焼 / 2017年)、ありをみるこども(ブロンズ・高岡銅器 / 2020年)、とっとりのらくだ(砂像・鳥取 / 2022年) と土地とジャンルを飛び越えてきた日本の旅は、ついにリサ・ラーソンが敬愛する栃木県の益子焼にたどり着きました。日本で初めての陶器によるヴィンテージ復刻作品「にっぽんのはりねずみ」の登場です。
1979年に作られたリサの代表的な傑作「ハリネズミ(Hedgehog)」をベースに、リサ本人のディレクションにより、サイズをひとまわりコンパクトにしてゼロから原型を制作しました。仕上げはリサの達っての要望で益子焼特有の伝統的な釉薬が使われました。この深い色は、リサが今に至るまで恋い焦がれてきた、彼女の中の理想の色であり、これが彼女のにっぽんなのです。
体の針の部分は、完全にデフォルメされており、針というより大仏の頭を想起させます。そしてそれは手で撫でることを禁じ得ません。これを手に入れてしまったあなたは、ずっと撫で続けることになるでしょう。本当のはりねずみは、威嚇するために針を持ちますが、このはりねずみは、人の心を安らげるために針を持ちます。彼だって本当はそうしたかったのではないでしょうか。いつもリサは様々な動物の心に入り込んで、向き合って会話し、そこから本当の形を取り出してきます。はりねずみの心から取り出した本当の形は、こんな大仏様のような優しい形だったのです。皆さん、「にっぽんのハリネズミ。」に手の平をのせてください。久しぶりのあの感触が染み入ってくるはずです。
リサ・ラーソンのにっぽんのハリネズミ。(茶)
希少なヴィンテージ、グスタフスベリ社・絶滅危惧種動物シリーズの「ハリネズミ」が、日本の益子焼で新たに生まれ変わりました。
「益子焼(ましこやき)」は、江戸時代の終わりからの歴史を持つ、栃木県益子町周辺の焼き物で、1950年代に日本を訪れたリサ・ラーソンは人間国宝・濱田庄司に出会い、ずっと魅せられていました。今回はその益子焼で、ヴィンテージ作品の「ハリネズミ」をジャパンサイズにリサイズし、リサが大好きな益子の釉薬「柿釉」を使った茶色と、新たに灰色を制作しました。
リサ・ラーソンのにっぽんのハリネズミ。(灰色)
希少なヴィンテージ、グスタフスベリ社・絶滅危惧種動物シリーズの「ハリネズミ」が、日本の益子焼で新たに生まれ変わりました。
「益子焼(ましこやき)」は、江戸時代の終わりからの歴史を持つ、栃木県益子町周辺の焼き物で、1950年代に日本を訪れたリサ・ラーソンは人間国宝・濱田庄司に出会い、ずっと魅せられていました。今回はその益子焼で、ヴィンテージ作品の「ハリネズミ」をジャパンサイズにリサイズし、リサが大好きな益子の釉薬「柿釉」を使った茶色と、新たに灰色を制作しました。
リサ・ラーソンのにっぽんのハリネズミ。2体セット
リサ・ラーソンの希少なヴィンテージ、グスタフスベリ社・絶滅危惧種動物シリーズの「ハリネズミ」が、日本の益子焼で新たに生まれ変わりました。
「益子焼(ましこやき)」は、江戸時代の終わりからの歴史を持つ、栃木県益子町周辺の焼き物で、1950年代に日本を訪れたリサ・ラーソンが人間国宝・濱田庄司に出会い、ずっと魅せられていました。今回はその益子焼で、ヴィンテージ作品の「ハリネズミ」をリサイズし、リサ・ラーソンが大好きな益子の釉薬の柿釉を使った茶色と、新たにグレーを制作しました。
茶色とグレーの2色をセットでお届けします。
益子焼×リサ・ラーソン 〜JAPANシリーズ〜
益子焼とリサ・ラーソン
リサ・ラーソンは1950年代に益子焼きを世にひろめた濱田庄司と出会い、日本の陶芸について学びました。以来、リサは日本の文化に強い興味を持ち続けており、いつか益子焼の作品を作りたいと夢見ていました。
益子焼とは
栃木県芳賀郡益子町周辺を産地とする陶器。
益子は現代陶芸のメッカと言われる。
1924年に濱田庄司が定住して陶窯を築き、日本のみならず世界の陶芸界の注目を集める。
石材粉や古鉄粉を釉薬にし、犬毛筆で色づけを行う為、重厚な色合いとぼってりとした肌触りに特徴がある。
濱田庄司とは
近現代の代表的な陶芸家であり、民藝運動の主導者の一人で内外で活躍。栃木県益子町に居を構え作陶し、益子焼きを一躍世に広めて、益子焼の向上発展に尽力した。殆どろくろのみを使用するシンプルな造形と、釉薬の流描による大胆な模様を得意とした。
益子のはりねずみ製作風景
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