スウェーデンより、リサ・ラーソンの最新作「SIXTEN」シリーズが届きました。

ある日、リサはスウェーデンの歴史的な陶磁器工場『グスタフスベリ社』からデザインの依頼を受けます。
それは師匠であるスティグ・リンドベリの代表作として知られるBERSAシリーズをベースに、リサが新しい解釈でデザインするというミッションでした。
師からのリレーを受け取ったリサは、次男のアンドレアスと共に、何度も、試行錯誤を重ねます。
そして到達したシンプルの極北。簡単に考えることは難しいけれど、今こそ、私たちは、シンプルに、欲張らずに、本質から外れないで、生きていきたいわね、というメッセージが、リサの優しい声で聞こえてくるようです。

2022年のある日、リサ・ラーソンは、かつて師であるリンドベリと自身が在籍したスウェーデンの歴史的な陶磁器工場「グスタフスベリ社」からデザインの依頼を受けます。
リサは魂の母校であるグスタフスベリとの久々の仕事に歓喜し、アート業界で働く次男のアンドレアスをパートナーに選び、コンピュータを併用した方法で試行錯誤を繰り返します。2023年のクリスマスは、親子二人で制作に没頭して、いつもとは違う特別な新年を迎えました。
そして完成したのが、このシンプルなテーブルウェアです。
デザインは真ん中にぐるぐると丸を描いた「CIRCLES」と、縁に沿うように大きく丸が描かれた「EDGE LINE」の２タイプです。

「SIXTEN」という名称は、リサの次男であるアンドレアスが発案した。
黒い線と白いスペースの比率が美しい黄金比《6対10》であること。スウェーデンの古くからの名前としても知られていること。スウェーデンで5番目に多いオス猫の名前であること。さらに、猫を引き寄せるときに出す「ksksks」という音に似ていることから、「SIXTEN」という名前が生まれた。
このシリーズはリンドベリの代表作 BERSAシリーズをベースにしていることから、リサとリンドベリの時代を超えたコラボレーションとも言える。

1825年スウェーデンのストックホルムに設立されたスウェーデンを代表する総合的な陶磁器生産会社。芸術家のウィルヘルム・コーゲはじめスティグ・リンドベリ、リサ・ラーソンなど、世界的なデザイナーを数多く輩出し、ミッドセンチュリーの時代を牽引した。現在も手作りに近い手法で生産され、大量生産品とは一味違う温かみのある製品を作り続けている。港町に位置するグスタフスベリ社で作られた製品には錨のスタンプと「Made in Sweden」の文字が押されている。

CIRCLES

ぐるぐると丸を描いたうずまきのような「CIRCLES」のデザイン。

▼単品でもご購入いただけます

EDGE LINE

縁に沿うように大きく丸が描かれた「EDGE LINE」のデザイン。

▼単体でもご購入いただけます

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