にっぽんのリサ猫
丹波に生まれる!

我こそは、丹波のリサ猫である。
全国を旅する「リサ猫」プロジェクト第三弾は、兵庫県丹波篠山市に到達。 日本を代表する古窯にて五番と六番の猫が誕生しました!
たくましくシノギを削って生きる野良猫そのものを作り出したのは、 鎬(しのぎ)という伝統的な表現技法をもとにした手法。
荒々しさとプライドがしっかり刻まれた「お侍スピリッツ」を持った誇り高きリサ猫、 白の「きりしろ」と赤土の「つちまさ」。どうぞお見知りおきを!

凛々しく、荒々しく。しのぎを削るリサ猫
丹波野良猫には、陶磁器の装飾方法の一つである「鎬(しのぎ)」の手法を応用した、細い針で彫る装飾を施しています。鎬とは、陶器の表面を削って彫り模様を施す技法で、刀の稜線を思わせる鋭い彫り跡が特徴です。
この技法を猫の毛並みに見立てることで、戦いを生き抜いたような、荒々しくも誇り高い野良猫の存在感が生まれました。
表情も模様も、職人の一点一点手彫りによるもの。
どの子も世界に一匹だけの猫です。

表情と毛並みは、一点一点手作業で掘られています。


2匹の個性、「きりしろ」と「つちまさ」
きりしろ
赤土の素地に、白化粧で仕上げました。スポンジに白い泥状の粘土を含ませて表面に塗布するとで、ガサガサとした質感や自然なムラが生まれます。
ざらりとした質感が、寒い朝の「丹波霧」の風景を思わせます。
つちまさ
丹波の赤土の上に一度白化粧を施し、さらに「飴釉」をかけた伝統的な丹波焼らしい仕上がり。土の力強さが感じられる一匹です。
丹波焼

丹波焼は、兵庫県丹波篠山市周辺を産地とします。丹波焼は、瀬戸、信楽、常滑、越前、備前と並ぶ「日本六古窯」のひとつに数えられ、約850年の歴史を誇ります。日本六古窯のひとつに数えられる、約850年の歴史を持つ日本最古級の陶器です。自然の灰が釉薬となる「自然釉」や、窯の中で生まれる色の変化「窯変(ようへん)」が特徴で、深みのある色合いと素朴で温かみのある風合いが魅力です。壺や茶器、皿など暮らしの中で使われる器が多く、現在も多くの陶芸家が制作を続けています。
制作の舞台裏
この丹波のリサ猫が完成するまで、デザイン・形状・釉薬の選定など、50体以上の試作を重ねてきました。一番最初の試作から発売まで、なんと約1年!
猫の顔の彫り、毛並みの彫りの試行錯誤を繰り返し、ようやく納得のいく2匹が誕生しました。この2匹の猫には、丹波の職人さんとリサの魂が、確かに宿っています。

デザインが確定するまでのサンプル猫たち。
様々な釉薬や模様を試し、野良猫らしさに向き合いました。表情と毛並みのサンプル。きりっとした顔と、荒々しい毛並みにこだわりました。
猫にあわせた箱入りです

丹波霧をイメージした白色の化粧箱にいれてお届けします。
リサが描いた野良猫を箔押ししました。
リサは日本の陶芸が、大、大、大、大好きだったー!
リサは日本の陶芸が、大、大、大、大が いくつあっても足りないくらい大好きだった。 だから、リサの作品を日本全国の窯元で作ってみたい、 というアイデアは、彼女と仕事をするようになった 最初期からあったのです。 最初は、会話の最後にお決まりのように出てくる夢物語として。 やがて時が流れて、それは夢ではない、 絶対に実現したいプランとして。
インタビュー 聞き耳をたてる!
丹波焼「昇陽窯」の三代目・大上さんご夫妻へのインタビューを掲載中。
制作秘話やリサ猫への想いを、ぜひ特設サイトでご覧ください。

にっぽんのリサ猫ラインナップ
お届け時期はそれぞれ異なる場合があります。各商品ページで必ずご確認ください。