どうして僕はこんなところに
Marina Le Gall
ギャラリー「のこぎり」は、フランスの陶芸家/画家 マリーナ・ル・ギャルの個展「どうして僕はこんなところに」を開催する。本展は彼女にとって日本で2度目の個展であり、絵画作品にフォーカスしたものとしては初の作品展となる。
彼女の絵は、偵察用のドローン、あるいは動物型アンドロイドが撮影した写真のように瞬間的で冷徹な視点で風景を切り取りながら、人間の脳で判断することを拒否し、これまでの経験値を集めたデータによるあらゆる判断を拒否する。死であれ、生であれ、そこには大きな悲しみも特段の喜びもない。人間は何歩も下がって、その当たり前の流れを観察しながら、背後にある大きな力とかすかな血の匂いを感じるだけだ。彼女は、自然や動物をテーマに描くということは筋の通ったストーリーに沿うのではなく矛盾を受け入れることだ、と言う。ストーリーも矛盾も人間だけが気にする。それらを捨て去ったところに彼女の絵は存在し、抜け殻になった人間の肉体は返り血のように絵の具を浴びて彫刻になる。あらゆる自然と生命から隔絶されてしまった私たちは、今、どうしてこんなところにいるのだろうか。
【お知らせ】
※本展に合わせて、彼女の作品をデザインソースとしたアパレルやステーショナリーなど各種商品を販売します。販売スタートのタイミングはアイテムにより異なります。詳細はSNS等でアナウンスさせていただきます。
どうして僕はこんなところに
Marina Le Gall
ギャラリー「のこぎり」は、フランスの陶芸家/画家 マリーナ・ル・ギャルの個展「どうして僕はこんなところに」を開催する。本展は彼女にとって日本で2度目の個展であり、絵画作品にフォーカスしたものとしては初の作品展となる。
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※本展に合わせて、彼女の作品をデザインソースとしたアパレルやステーショナリーなど各種商品を販売します。販売スタートのタイミングはアイテムにより異なります。詳細はSNS等でアナウンスさせていただきます
展覧会情報
マリーナ・ル・ギャルの作品世界をリアルに体験してください。
フライヤー展開サイズ/210*594mm
フライヤー展開サイズ/210*594mm
展覧会名: どうして僕はこんなところに
作家名: Marina Le Gall (マリーナ・ル・ギャル)
会期: 2024年6月21日(金)-8月12日(月・振替休日)
開廊時間:
水・木・金: 12時-19時(WEBサイトより予約が必要です)
こちらからご予約ください。
土・日・祝日: 12時-19時(予約の必要はありません)
休廊日: 月・火(祝祭日の場合は営業します)
開廊時間: 12時-19時
休廊日: 月・火 (祝祭日の場合は営業します)
会場: のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
※エレベーターはありません。
nokogiri@tonkachi.co.jp
展覧会情報
マリーナ・ル・ギャルの作品世界をリアルに体験してください。
展覧会名: どうして僕はこんなところに
作家名: Marina Le Gall (マリーナ・ル・ギャル)
会期: 2024年6月21日(金)-8月12日(月・振替休日)
開廊時間:
水・木・金: 12時-19時(WEBサイトより予約が必要です)
こちらからご予約ください。
土・日・祝日: 12時-19時(予約の必要はありません)
休廊日: 月・火(祝祭日の場合は営業します)
開廊時間: 12時-19時
休廊日: 月・火 (祝祭日の場合は営業します)
会場: のこぎり
〒150-0033東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
※エレベーターはありません。
nokogiri@tonkachi.co.jp
展示風景
Marina Le Gall
(マリーナ・ル・ギャル)
人と動物、夢と現実、悲劇と喜劇、記憶と未来。全てを自由に行き来するフランスの鬼才。
1986年、フランスのブルターニュ地方カンペールレの農家に生まれ、幼少期を動物に囲まれて過ごした。父の狩猟に同行し、死にゆく動物たちを記録していたことが、現在の彼女の表現につながっている。高校卒業後、パリ国立高等美術学校で陶芸を学ぶ。シドニー芸術大学への留学を経て、DNSAP(le diplôme national supérieur d'arts plastiques 、フランスの全国職業資格の芸術分野の資格)を取得。以降、パリ、ロンドン、ブリュッセルなど世界各地で展示を開催する。2016 年にパリ郊外の森の中で製作した高さ3 m に及ぶ巨大な作品〈Hannibal〉のプロジェクトは国内外で注目を集めた。
Marina Le Gall
マリーナ・ル・ギャル