ロックが最も輝いた1970年代を太く短く駆け抜けた、伝説のロック評論家の著作集(アンソロジー)第二弾!
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【この本について】
伝説のロック評論家レスター・バングス著作集(アンソロジー)第2弾、初邦訳。ロックと共に70年代を駆け抜けた言葉の音楽。親友ジョン・モースランドが未収録の文章から厳選。10代の原稿から旅行記まで、電撃的ひらめき、逸脱と妄想、変節と情熱が詰まった一冊。
評伝『レスター・バングス 伝説のロック評論家、その言葉と生涯』(2024年)、第一著作集『サイコティック・リアクションズ・アンド・キャブレター・ダング』(2025年)に続く、トンカチブックスによるレスター関連書籍第3弾。
【目次】
まえがきと謝辞 Introduction and Acknowledgments
PART 1 ドラッグ・パンク DRUG PUNK
PART 2 誇大宣伝と英雄詩 HYPES AND HEROICS
PART 3 殿堂 PANTHEON
PART 4 旅行記 TRAVELOGUES
PART 5 妄言、憤怒とリバップ RAVING, RAGING, AND REBOPS
教授の覚書 A Professor's Notes ジム・デロガティス By Jim DeRogatis
レスター・バングス(著者)

Photo © Kate Simon
レスターのキャリアは大学時代、雑誌「ローリングストーン」の読者によるアルバムレビューを募集する企画に応募したことから始まった。独学で築いた荒々しい言葉遣いと極めて鋭利な文章は人気を集め、ローリングストーンでニッチな地位を確立した。1973年「ミュージシャンを侮辱した」という理由で解雇されるまで、ローリングストーンで執筆を続けた。
その後、寄稿した雑誌「Creem」でも、騒々しく急進的な批評は止まらなかった。ある時は、アメリカのロックバンド、J・ガイルス・バンドのコンサート中に、タイプライターを手にステージに上がり、聴衆に見られながらリズムに合わせてキーを叩き批評でライブした。Fusion、Playboy、Penthouse、New Musical Express、Phonograph Record Magazine、Village Voiceなどさまざまな出版物に寄稿する。1982年、ドラッグの過剰摂取が原因で33歳という若さで生涯を閉じた。
2000年には映画「あの頃ペニー・レインと」で今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンがレスター・バングス役を演じた。ニューヨークパンクを代表するバンド ラモーンズや、世界で最も重要なバンドとも評されるREMのマイケル・スタイプは愛情を込めて曲中で彼の名前を歌い、作家デヴィッド・フォスター・ウォレスは、初の共著『シグニファイング・ラッパーズ』をレスターに捧げた。
John Morthland(ジョン・モースランド)(編)
アメリカのロック/カントリー批評を代表する音楽ジャーナリスト。1964年、17歳のときにローリング・ストーンズの初来米公演でインタビューを行い、批評家としてのキャリアをスタート。Rolling Stone 誌、Creem 誌などの編集スタッフを経て、フリーランスとして Texas Monthly 誌のコントリビューティングエディターを長年務めた。著書に The Best of Country Music、編著に今回のレスター・バングスの評論集 Main Lines, Blood Feasts, and Bad Taste: A Lester Bangs Reader がある。2017年没、享年68歳。
奥田祐士(翻訳)
1958年、広島県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。出版社勤務をへて翻訳業に。訳に「フィル・スペクター 甦る伝説」「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」「ニール・ヤング自伝』(以上、白夜書房)、「ビル・グレアム ロックを創った男」(大栄出版)、「トッド・ラングレンのスタジオ黄金時代』(スペースシャワーネットワーク)、「ハリー・ニルソンの肖像」(国書刊行会)、「バート・バカラック自伝』(シンコーミュージック)、「ルー・リード伝」(亜紀書房)、『ロビー・ロバートソン自伝 ザ・バンドの青春』『ボール・サイモン 音楽と人生を語る』「ビートルズ”66』(以上、DUBOOKS)ほかがある。
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