彼女の目で、私の世界を見る。

自分が見たものを、形として取り出す行為。それが彼女のアートなら、あなたがいつも見ているそれと、何がどう違っているのだろう。さあ、一緒にのぞいてみましょうか。


「人生は、いつでもユーモラスですから。」

ランプも、花瓶も、テーブルクロスも、彼女の作品はいつも楽しい。生活の奥行きは全て平らになって、どこかユーモラスになる。


あなたの人生をもっとユーモラスに


「繊細で壊れやすいものには、永遠に続くパワーがあるの」

壊れやすそうでいて、永遠に生き残る「陶芸作品」に、彼女は人生と思い出の全てを注ぎ込む。代表的なモチーフである、波・花・チェックを見てみましょう。

波のモチーフ

彼女が描くのはオーストラリアの波。彼女は海が大好き。


ローズのモチーフ

花屋の娘の彼女にとってバラは特別な存在。「花びらに色をつけるとしたら?もちろん、ピンクよね!黄色味がかったピンクがいいわ」


チェックのモチーフ

思い出のブリジット・バルドーのチェックのスカートは、彼女の中で新鮮で美しく残り続けるのです。


Marianne Hallberg

マリアンヌ・ハルバーグ

1952年、スウェーデン・ヨーテボリに花屋の娘として生まれる。青春時代に世界を放浪した後、地元ヨーテボリで作陶を開始する。平面が立ち上がったような独特の作風は、前衛性とクールなユーモアが同居する。先進的クリエイターの注目を集め、若いクリエイターの間では憧れの陶芸家として名前が上がる「アーチストに熱愛されるアーチスト」。


これまでのマリアンヌ特集


\ 展覧会情報 /

私はここ/ I AM HERE

ギャラリー「のこぎり」は、マリアンヌ・ハルバーグの
個展「私はここ」を開催します。

Marianne hallberg