こころメイキング、ランプのかびん。

いろいろな暮らしがあって、いろいろなお部屋があって、そこにはいつも、いろいろな小物たちが、妖精みたいに住んでいます。

マリアンヌの「ランプのかびん」は、お部屋のみんなの人気者。「あなたはランプのくせにお花を挿していて面白いわ」みんなはお花を見ることで、外の世界の美しさと神秘に触れるのです。そうやって、お部屋のこころはひとつになる。あなたの暮らしにも「ランプのかびん」をどうですか。賛成で~す!(お部屋のみんなの声がしますね)

DETAILS

マリアンヌ・ブルーの、あのライン。

今回も、マリアンヌの息遣いを感じるマリアンヌ・ブルーの描きのラインを転写プリントで再現しました。口の部分、台との繋ぎ目、台とコードの縁は、瀬戸焼の職人さんが筆を使って一点一点手作業で彩色しています。

コードがなきゃ、はじまらない。

今回の花瓶の最大のチャームポイントは、なんといっても付属のコードでしょう!厚さ5mm、全長12cmのミニミニ陶板です。

この「電気のいらないコードなしに、「ランプのかびん」は完成しません!

お花が喜ぶ、おおきなサイズ。

マリアンヌの瀬戸焼の花瓶の中でもこれまでで一番大きなサイズで、いろんなお花が余裕で入ります。高さは21cm、ランプの上から下まで、筒状になっていますので、背の高い植物をそのまま生けても安定します。

STORY

マリアンヌとランプのかびん

(とある日のトンカチとマリアンヌの対談より)

TK:ランプのかびん」について教えてください。

M:私がランプ型の花瓶を初めて作ったのはスウェーデンで一番大きな民芸美術館で展示をした時で、そこは古代から現代までの様々なコレクションがあるような場所だった私は7つのガラスケースのなかに小さなストーリーを作るような展示をして、その中の一つに「ランプのかびん」の原型と言える作品があったの。でも、私はランプというものは大嫌いなの!とってもつまらない。サイテー。だけど、それを絵に描くと、途端につまらなさが飛んでいって、すっごく面白くなるのよ。さらにそれを陶器にしたらサイコーだって気づいたの。

TK:な陶器にするとサイコーなんでしょうか。

M:元がつまらないからでしょう。(笑)

TK:何が変わったんでしょう。

M:私はランプは大っ嫌いだけど、花瓶は好きなのよ。ランプはありえないほどけど、花瓶になったら全ては美しくなるの。そうとしか説明できないわ。わかる?

TK:う~ん。わかるような、、わかんないような、、、でも、わかります!(笑)

TK:マリアンヌさんの家には、どんなランプがありますか。

M:私はこれまで、ずっとランプシェードのついたランプが嫌いだったから、ひとつも持っていなかったの。でも、70歳に近づいてきたらなぜか急に欲しくなったの。私はランプに対してとても意見が矛盾しているわね。それはわかってるのよ。でもね、人の気持ちなんてものは変わるものなのよ。

TK:なぜそんなに、ランプが嫌だったのですか?

M:そうね。私はシンプルなランプは好きだったけど、このランプのかびん」のようなのは、大げさで場所をとって部屋を独占するだけだから大嫌だったの。昔、それを絵に描いたときには「お婆さんのランプ」という気持ちがしてたんだけど、ではそういうランプも悪くないと思えてきた。実は、私が心の奥深くにもっていた夢のお部屋の中に、こんなランプがあったのかもしれないわ

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Marianne hallberg