花を詩にする、ツェツェの花瓶。
花を詩にする、ツェツェの花瓶。
パリで活躍する伝説的デザインユニット「ツェツェ・アソシエ」。彼女たちの代表作品である「四月の花器」は、それ自体がひとつのアートとして評価され、パリのポンピドゥーセンターや、パリ装飾美術館、NYのMoMA美術館で永久コレクションに選ばれています。
その伝説の誕生から30年以上経った今、美しい白磁の花器が新作として仲間入りしました。
「四月の花器」は日本の生け花からインスピレーションを得たと言われ、つながった16本の花瓶が自由自在に動き、花から詩を引き出します。まっすぐに、なみなみに、円になったり、ぎゅっと寄せ集めたり、その変化はまるで有機物のようです。その他のラインナップもユニークです。ぶら下がってゆらゆらと揺れ動く「なまけものの花器」、ストーンウェアで作られた「小鳥の花器」など。花とは自由のことであり、花器とはそれを受け入れる好奇心のことである、というツェツェのメッセージを感じてください。
四月の花器(ポーセリン・ホワイト)
透き通るような白磁で、生まれ変わった「四月の花器」。
「四月の花器」の誕生から30年以上経った2024年、フランス・リモージュの白磁で作った新しい「四月の花器」が生まれました。白い「四月の花器」は、単に色や素材が違うという次元を超えた感動を作者にもたらし、彼女はそれに取り憑かれてしまったと言います。従来の透明のガラスバージョンが、いわば宙に浮いたヌードの花を見るものだとしたら、白磁バージョンは、花の半分を透き通るような白磁の美しさで隠すことで、花の本来の美しさを一層引き立て、花から詩(ポエム)を引き出すことに成功しています。
四月の花器(ガラス)
デビュー作にして永遠の定番商品、「四月の花器」。
ツェツェ・アソシエのデビュー作で代表作でもある「四月の花器」は、パリのポンピドゥー・センターの永久展示コレクションとされている現代フランスを代表する花器のひとつ。サイズはS・M・XXLの3種類です。
なまけものの花器
¥27,500
ケーブルにぶら下がりながら風のチカラでゆらゆらと揺れ動く、変わりものでシンプルな花器。水栽ポットのように植物を中に入れてもいいし、花器に空いた3つの穴を使って花と花とのコーディネートを楽しんでも。一つでなく、何個か組み合わせて飾るのも楽しいです。テーブルに自立することができないのも可愛らしい。ちなみに「なまけもの」としては、葉っぱでお腹いっぱいにするのが好きなのだそう。
小鳥の花器
¥28,600
羽を持たずに生まれてきた小鳥をモチーフに作られた「小鳥の花器」。
ストーンウェアならではの土の渋みもあります。小鳥の背中部分には穴が数点開いていて、生ける花によってその花が小鳥に華やかな羽を与えてくれる、遊び心いっぱいのデザイン。花を生けるのはもちろん、置物としても楽しめます。